あなろぐ

2005年1月20日
 
UWFの旗揚げ当時、営業として関わり、
昨年、新日本プロレスを退社した上井文彦氏と、
プロレスラー高山善廣の対談から。
 
上井『だから、どうしても僕の心の中にね、"Uの燻り"っていうのが有るんです。
   なんだか知らないけど。
   あの練習見てるじゃないですか、ゴッチさん来て。
   あれ見た時に、ほんと、あなた、潰すんだもん、みんな、デビューする前に。
   あれが本当のね、新日本プロレスの練習だったのよ。
   道場で潰すんだから。
   見てたらね、ほんとね、涙出ますよ、ほんと可哀想。ほんとに可哀想。
   それを歯を食い縛って耐える。
   耐えた人間がリングに上がれる。
   本当にね、昔居た、保科くんとかね、
   UWFの道場にはちっちゃい頑張りがいっぱい居た。
   もうほんとにね、飴のように曲げられるわけよ、手を。
   最初はほんと、自由自在にやられているんだけど、
   それが一月、二月経つとね、極められなくなるわけ。』
 
 
 
ナゼかじーんと来る。
 
 
 
格闘技ブームと言われる昨今、
 
プロレスの道場に入門し、頭を丸めてチャンコ番をしながら雑用をこなし、
 
24時間練習漬けなんて生活を送ってプロを目指すなんて子はなかなか居ない。
 
街の格闘技道場に通い、マイナーな大会に出て、サクっと試合をして、
 
そのうちちょっとメジャーな所から声を掛けてもらって、
 
プロ挌闘家を名乗る選手が一丁あがり。
 
確かに試合して、ファイトマネー貰って、
 
それで生活してるならプロと呼ばれるんだろうけど、
 
それって何か違うんだと、違和感を感じるのは、
 
オレがアナログな男だからなのか。
 
 
 
 
 
 

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