愛って何？　って、そんな事マジメに聞いてンの？

　
　
簡単には言えないけど。
　
要するに。いや要するような事ぢゃ無いのかも知れんけど。
　
“その人の為に、命、捨てられる？”
　
って事ぢゃ無ぇの？
　
究極でしょ。それが。
　
命が惜しいと思うのは何故か。考えた事有る？
　
じゃあ、命捨てても構わないと考える人は、どうしてそう思ったの？
　
“命捨てる”なんて言葉は軽すぎて嫌だから、
　
大人になってからは口にした事は無いけど。
　
“命懸け”とは微妙に違うよ。
　
心中を奨励する訳じゃ無いけど。
　
心中って方法もどうかと思うけど。
　
心中する奴なんて無責任だとも思うけど。
　
岩清水クンがホントに死ねたのかどうかも知らんけど。
　
いや、岩清水クンってのは中学3年生なんだけど。
　
いや、今でも中学3年生だなんて信じられんのだけれど。
　
いや、岩清水クンを知らんのはそれはそれで全く関係無い事なんだけど。
　
“い〜の〜ち〜さ〜ず〜け〜よ〜”って言ってたのは、スネ夫の声の人だったなぁ。
　
いや、ライディーン知らなくてもそれはそれで全く関係無い事なんだけど。
　
『ライディーンってYMO？』
　
　　！！！！！
　　突然ツボなツッコミに、ちょっと言葉を失ったりして
　　お前の歳にハゲシク疑問を抱いたりもして
　　実は岩清水クン知ってるだろなんて感じちゃったりもして
　　考えてた事も失ったりしちゃったりした
　
取り敢えずそれも関係無くて、関係有るのはなんだっけ。
　
・・・。
　
　
　
だから、命を捨てる結果になってしまっても構わないと思う心は、
　
かなりの確率でマスターベーションでしかないんだろうけど、
　
この時代に、そんな事考えるのは、時代錯誤も甚だしいかも知らんけど、
　
いや、なんとなく、かなりキモチ悪いけど、
　
もし“死んでください”と言われて死ねるのならば、
　
例え、自分の欲望のみを昇華させるモノであったとしても、
　
それはそれで純粋だと思う訳よ。
　
そういう事なんじゃ無いかなと、思う訳よ。
　
　
　
伝わらんか。
　
そりゃ、そうね。
　
伝えられません。
　
ん？
　
居るよ。
　
一人だけ。
　
でも、
　
俺と一緒に居た頃、
　
そいつはまだ、
　
自分がこの世に生きている事すら認識してなかったと思うけどな。
　
生きているって事を理解してないんだから、
　
こっちがどんなに愛していても、
　
それを感じてくれてるのかなんて事を確認すら出来なかったけどな。
　
それでも、
　
俺は、
　
岩清水クンじゃないが、
　
そいつに対して、
　
“君の為なら死ねる”
　
と、今でも思っているよ。
　
『ウソーッ！』ぢゃないよ。
　
いや、岩清水クンを知らんのはそれはそれで全く関係無い事なんだけど。
　
お前、ホントは岩清水クン知ってるだろ。
　
　
　
　
　
ホントに思ってんだよ。