人に歴史あり
2003年9月10日知ってる店に新しい女の子。
なんか、どっかで見たことあんな。
俺に見覚え無い?
イヤイヤ、そんな古典的な技使わねぇって。
“そんな訳ないじゃん、出身こっちじゃ無いのにぃ”
思い出した。
板橋に居た娘だ。
随分通い倒したが、すっかり忘れられてる。
まぁ、そんなもんか。
しかし、なんで、こんなところに居るんだろう。
福岡に来るなら博多だろうに。
取り敢えず気付かないフリをする。
彼女は出来上がってくると、グチりだした。
“こんなところで、働きたくないよぉう”
ふーん。
こんなところなんて、言っちゃあダメよ。
“なんで、あたしがこーんな田舎でお水やってんのよぉう”
知りません。
帰ればイイじゃん。
“帰れないのよぉぉう”
泣き出した。
なんか、あんまり突っ込むとヤバ気な話になりそうだ。
早々に切り上げる。
あの娘、また何処かに流れていくんだろうな。
俺も似た様なもんか。
ふと、思った。
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