仕事

2003年8月24日
 
 
サラリーマンやってる頃、何人か部下がいた。
 
4、5年前の話だ。
 
まだたかだか30ちょっと。
 
けど、会社側の人間になったつもりはなかった。
 
みんなで売り上げを上げれば、
みんな給料が上がるんですと言い続けていた。
 
ただ来てれば、給料貰えるとは考えないでくれと言い続けていた。
 
俺は厳しかった。
 
やる気の無さは罵倒した。
仕事のミスは容赦なく責めた。
 
実績を残した者には社長を説き伏せて大幅昇給してもらった。
 
他社の信用を得た。
 
会社の売り上げも伸びた。
 
しかし、
 
そんな会社の変化を受け入れられない年配のベテラン達が辞めていった。
 
新人達には恨まれた。
 
強引過ぎたのか?
 
申し訳無い気持ちもある。
  
寂しくも有る。
 
でも、
 
あの頃、
 
俺の言っている事を理解してた奴は、みんな独立した。
 
会社に飼われてる奴は居ない。
 
あいつらは、
 
あの頃、俺が話してた事を理解してくれてるだろう。
 
きっと。
 
間違いだったとは思いたくない。
 
俺は未だにあの頃言ってたまんまで来てるんだ。
 
“学校じゃ無ぇんだからよ、会社に行くって言うなよ。
                   仕事に行くって言えよ”
 
 
 

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