電話

2002年8月13日
以前付き合っていた女性から、突然電話があった。
 
痛い記憶。
 
 
 
 
 
彼女には旦那も子供も居た。
 
人の目を盗んで付き合い出してから1年、彼女は離婚した。
 
子供は小3の女の子と小1の男の子。
 
ちょっとしか親父をした事の無い俺は、
子供達2人の新しい父親になろうと躍起になっていた。
 
結構、上手くいってる。と思ってた。
 
しかし、子供は冷静だ。
 
常に、俺とパパを比較していた。
 
 
ある日、子供達は彼女と俺に内緒で、
2人だけで、パパに逢いに行った。
 
帰って来た子供達を、彼女は叱りつけた。
 
叱りながら泣いていた。
 
子供達も“ごめんなさい”って
 
何度も何度も繰り返しながら泣いてた。
 
 
ごめんな。
 
パパに逢えなくなったのは俺のせいなのに。
 
お前達が叱られる筋合いは何処にも無いよな。
 
お前達が悲しいのに、ママと俺が幸せになって良い訳が無いよな。
 
ごめんな。
 
 
好きになる前に、面接する訳にはいかない。
 
けど、他人を傷つけたその上に、
 
胡座をかいていて良い筈が無い。
 
今、気付いたよ。
 
ごめんな。
 
 
 
 
 
ガキ過ぎたよ。
 
辛れぇよなぁ。
 
痛ぇよ。
 
 

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Dad

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